【洋楽和訳】LSD - Thunderclouds ft. Sia, Diplo, Labrinth
Labrinth、Sia、DiploのスーパーコラボグループLSDのアルバムが今月配信されました。
昨年5月からリリースしてきたシングル曲を含む10曲が収録されています。
レビューサイトでは賛否両論あるようですが、Siaファンの私としてはSia要素濃いめのこのアルバムすごく好きです。
何よりMVにマディーちゃんが出てるのがうれしい!
“Chandelier”のあのMV以来私の中でSiaとマディーちゃんは切っても切り離せない2人です。
今回はアルバムの中から”Thunderclouds”の和訳を。
All I need is one
私が欲しいのはたったひとり
One old man is enough
ひとりの見知った人だけで十分
Babe, you got it wrong
あなたは誤解してる
Please, turn your fears into trust, to trust
恐れを信じる気持ちに変えてみて
Where'd the love go?
愛はどこにいってしまったの?
When all is said and done
すべてやりつくしてしまったけれど
Hey now I got your hands in the air
両手を上げろよ
I'mma go through your stuff
身の回りを調べてやるから
Where'd the love go?
愛はどこにいっちゃったってのよ?
You put the running into run
あなたは結局逃げてしまったし
You asking me to stay
君は俺にいてほしいと言うけど
But I never met a girl I could trust
まだ信用できる女に会ったことがないんだ
You're sayin' those words like you hate me, now (whoa-whoa-oh)
君はまるで俺を嫌ってるみたいにそういうことを言ってくる
Our house is burning when you're raised in hell (whoa-whoa-oh)
君が地獄みたいな場所で持ち上げられてる間に俺らの家が燃えてるぜ
Here in the ashes your soul cries out (ah-ah-ah)
燃えかすの中で君の魂が泣き叫んでるよ
But don't be afraid of these thunderclouds
でも雷雲を恐れることはないんだ
These thunderclouds, oh, no
この雷雲を
These thunderclouds, oh, no, no
雷雲を恐れるな
All I need is love (da-dum, dum, dum)
俺が欲しいのは愛なんだ
All I need is a word (da-dum, dum, dum)
そして言葉と
All I need is us (da-dum, dum, dum)
俺たちだけいればいい
You turned nouns into verbs, to verbs
君はすべてやって見せてくれただろ?
Where'd the love go?
愛はどこに行っちまったんだ?
When all is said and…
すべてやりつくしてしまったけれど
Hey now put your hands in the air
両手を上げて
I'mma go through your stuff
身の回りを調べてあげるから
Where'd the love go?
愛はどこに行っちまったんだよ?
You put the running into run
結局君は逃げてしまったし
You're asking me to stay
あなたは私にいてほしいって言うけど
But I never met a man I could trust
まだ信用できる男に出会えていないの
You're sayin' those words like you hate me, now (whoa-whoa-oh)
あなたはまるで私を嫌ってるみたいにそういうことを言ってくる
Our house is burning when you're raising hell (whoa-whoa-oh)
あなたが地獄みたいなところで持ち上げられてる間に私たちの家が燃えてるわよ
Here in the ashes your soul cries out (ah-ah-ah)
燃えかすの中であなたの魂が泣き叫んでる
But don't be afraid of these thunderclouds
でもこの雷雲を怖がることはないの
These thunderclouds, oh, no
These thunderclouds, oh, no, no
These thunderclouds, oh, no
These thunderclouds, oh, no, no
この雷雲を
These thunderclouds, oh...
These thunderclouds, oh...
These thunder clouds, oh…
雷雲怖がらないで
うーん、難しい…
“Thunderclouds”(雷雲)はパートナーシップにおける「不安」を指しているのは確かだと思うけど…
私なりに意訳している部分が多いです。
この曲も含めて中毒性のある曲が多いアルバムですね。
まさにLSD。(飲んだことないけどな!)
Siaボイスの存在感はやっぱり唯一無二。
Labrinthはこのコラボで初めて知ったんだけれどいい声だなぁ。
Siaの声とすごくスムーズに絡み合ってる気がします。
ちなみにChandelierを初めて聴いた時「クレヨンしんちゃん!?」と思って、それ以来「Siaの声ってクレヨンしんちゃんに似てるよね」といろんな人に言いつづけてるのですが、誰も共感してくれません。
【ライフハック】失敗した時に心の中で「デンデン!」って言ってみるのどう?【現実逃避】
私はいつもぼーっとしているので、よく失敗をします。
ねこのシッポ踏んだり、カントリーマアムの袋じゃなくて中身を捨ててしまいそうになったりとか。
こういう小さな失敗はねこに嫌われたりカントリーマアムが汚くなるだけなのでいいんですが、生きていく中では目の前が真っ暗になるような取り返しのつかない失敗というのも避けて通れないものですね。
私はいわゆる豆腐メンタルの持ち主ですので、大きな失敗をするとなかなか立ち直れずいつまでも自己嫌悪から抜け出せなくなるタイプです。
これでは精神的にもよくないし、悔やんでも仕方のないことをいつまでも引きずっているのは効率が悪すぎる…
そこで考えてみました。
失敗した時は心の中で「デンデン!」って言ってみたらどうでしょうか。
「めでたしめでたし」的な効果音みたいなやつね。
こんなやつ。
車ぶつけた…
LINEの送信先を間違えた…
財布落とした…
外国人風パーマをかけたはずなのになぜだかサザエさん風に…
こうやって強引に喜劇の終わりみたいにすることで「たいしたことじゃないかもしれん」って思えるようになると思います。(適当)
やってしまったことは変えられないので、さっさと切り替えてその先のことを考えましょう。
かのトーマス・エジソンもこう言っています。
「私は失敗したことがない。ただ、一万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。」
え?エジソンの言葉の方がよっぽど効果あるって?
あたりまえだ!
野暮なこと言うない!
恋に仕事に疲れた女の心を癒す洋楽曲7選
みなさん疲れてますか?
私は疲れてます。
恋が上手くいかない…仕事で失敗した…人間関係に疲れた…う◯こ踏んだ…
そんな時は音楽に癒してもらいましょう。
というわけで今日は「恋に仕事に疲れた女の心を癒す洋楽曲7選」を紹介したいと思います。
女心は女にしかわからないということで女性アーティスト多め。
ちなみに心が癒される過程って私の場合は
殻に閉じこもる→前向きに考える余裕が出てくる→復活
って感じなのだけど、みなさんはどうですか?
たぶんどん底にいる時に「ヘイヘイそんなのいいじゃんあなたってステキ♪泣いてないで前向いて生きようよ♪」みたいな歌を聴いてもあまり意味がないと思うので、それぞれの段階ごとに合わせた形で紹介していきたいと思います。
鬱ソングに共感することで自分の感情と向き合う
自分の殻に閉じこもるというのは心のモヤモヤを処理する過程においてすごく大事なことだと思います。
中途半端なままネガティブな感情をくすぶらせるより一度自分の心ととことん向き合ってからの方がスッキリできるような気がしませんか?
そんな時に私が聴くのがこれ。
Fiona Apple - Never Is a Promise
90年代を代表するダウナー系歌姫フィオナ・アップルのファーストアルバム”Tidal”からの一曲。
「私の抱えているものはあなたにはわからない。あなたのかけてくれる優しい言葉もいずれは嘘になってしまう。」という歌です。
繊細な表現で綴られた歌詞とピアノの旋律が美しい。
You’ll never see the courage I know
私が知っている勇気はあなたにはわからない
Its color’s richness won’t appear within your view
その鮮やかさはあなたの見ている景色には存在しない
You’ll say you understand, but you don’t understand
あなたは理解していると言うけど、理解できてないの
You’ll say you’ll never give up seeing eye to eye
正面から向き合うことを諦めないと言ってくれるだろうけど
But never is a promise, and you can’t afford to lie
「絶対」なんて言えないでしょ、あなたは嘘はつけない
こちらはもう少し軽めのネガティブソング。
Julia Michaels - Anxiety (feat. Selena Gomez)
ジュリア・マイケルズと、彼女をソウルシスターと呼ぶ仲のセレーナ・ゴメスとのコラボ曲。
今年に入ってリリースしたEP”Inner Monologue Pt.1”から。
難病や精神面での問題を抱え精神科に入院していたセレーナのために作られた曲です。
そんなセレーナの”Anxiety(不安)”を歌った曲なので歌詞の内容は決して軽くはないけれど、メローな曲調のおかげで鬱っぽくなりすぎずに聴けます。
「ソウルシスター」と一緒に歌っているからこその曲調ですね。
And right when I think I’ve overcome it
乗り越えられたかもと思ったら
Anxiety starts kicking in to teach that shit a lesson
不安がすかさずやってきてあの嫌なレッスンを始める
I make all these plans with friends and hope they call and cancel
友達と約束しておいて断ってくれないかなってどこかで思ってる
Then I overthink about the things I’m missing
自分に足りないものについて嫌になるほど考えて
Now I’m wishing I was with ‘em
やっぱり行けばよかったなんて思うの
I think I’m doing fine most of the time
だいたいいつも上手くやれてると思う
I say that I’m alright, but I can’t seem to shut it off
口では「大丈夫」って言ってるけど、不安を追い払えないの
とことん落ち込んだ後は「許し」をくれる曲
ネガティブな状態を肯定する曲は心を楽にしてくれます。
その一つがこちら。
Sia - Big Girls Cry
独特のハスキーボイスと存在感で今や時代を代表するシンガー、シーアの2014年のアルバム"1000 Forms of Fear"から。
“Big girls…”というフレーズは大人が子どもに対して「もうお姉ちゃんなんだから」という意味合いで使うものかと思いますが、この曲ではその表現を借りて「大人だって泣くんだよ」と歌ってます。
誰でも心の中に大人になりきれない"Big girl"を残しているものですよね。
I may cry ruining my makeup
メイクをぐちゃぐちゃにして泣いちゃおうか
Wash away all the things you’ve taken
あなたにされたことも全部洗い流して
I don’t care if I don’t look pretty
ブスになったって構わない
Big girls cry when their hearts are breaking
「お姉さん」だって心が張り裂けそうな時は泣くの
こちらはうねるような力強い歌声を持つ90年代歌姫アラニス・モリセットの大ヒットアルバム”Jagged Little Pill”からの一曲。
優しく語りかけてくれるような歌です。
Alanis Morissette - Mary Jane
タイトルになっているMary Janeという名前は、世の中にたくさんいる悩みを抱えた女性一人一人を指してるんじゃないかなと思います。
「あんたまたはみ出し者になってんのね。夜眠れなくて体重も減ってるのね。私はあんたのこと大好きよ。だからあったかくしてもう泣かないで。」という歌詞。
アラニス姉さんの包容力がすごい。
What’s the matter Mary Jane, you had a bad day
どうしたのメリージェーン、いやな日だったのね
As you place the don’t disturb sign on the door
“Don’t Disturb”のサインをドアにかけているものね
You lost your place in line again, what a pity
また居場所をなくしてしまったのね、かわいそうに
You never seem to want to dance anymore
もうダンスなんかしたくないって気分みたいね
So take this moment Mary Jane and be selfish
こんな時は自分勝手になっていいのよメリージェーン
Worry not about the cars that go by
過ぎていく車なんか気にしないで
‘Cause all that matters Mary Jane is your freedom
大切なのはねメリージェーン、あなたが苦しみから解放されること
So keep warm my dear, keep dry
だから暖かくして、涙を拭いてちょうだい
そろそろ元気出てきたんじゃない?
たくさん泣いた後って不思議と少し余裕ができますよね。
前を向く準備ができたらパワーのある曲に勇気をもらいましょう。
Alessia Cara - Scars to Your Beautiful
映画『モアナと伝説の海』の主題歌を歌ったことでも有名なアレッシア・カーラのデビューアルバム”Know-It-All”からのシングル。
美しさを得るために身を滅ぼしていく女性に対して「あなたはそのままで美しいよ。変わらなきゃいけないのはあなたじゃなくてあなたにそこまでさせている世界の方。」と歌っています。
世の中が決めた「美しさ」のイメージに振り回されずにありのままの自分に自信を持つということは簡単なことではないけれど、この歌詞に救われる人はきっと多いはず。
She has dreams to be an envy, so she’s starving
あの子は憧れの的になるためにいつもお腹を空かせてる
You know, covergirls eat nothing
「だってカバーガールは何も食べないのよ」
She says beauty is pain and there’s beauty in everything
「美しさって苦しいものなの、あらゆるものに美は宿ってる」って彼女は言う
What’s a little bit of hunger?
「ちょっとお腹が空くぐらい何でもない」
I could go a little while longer, she fades away
「もう少しいける」って、そう言って彼女は消えていく
There’s a hope that’s waiting for you in the dark
暗闇であなたを待ってる光がある
You should know you’re beautiful just the way you are
あなたはあなたのままで美しいって知ってほしいの
You don’t have to change a thing, the world could change its heart
あなたは何も変えなくていい、変わらなきゃいけないのは世界のあり方だよ
No scars to your beautiful, we’re stars and we’re beautiful
あなたの美しさに傷をつけないで、私たちみんな輝いてて美しいじゃない
続いてはアラニス姉さんの同じアルバムからもう一曲。
Alanis Morissette - You Learn
タイトルのとおり「いろんな経験をしていろんなことから学びましょ」という曲。
辛い経験も人生の学びになるのなら無駄なことではないと思えませんか?
I, recommend getting your heart trampled on to anyone, yeah
一度人に心を踏みにじってもらうことをおすすめするわ
I, recommend walking around naked in your living room, yeah
それから裸で部屋を歩き回ってみるのもいいかもね、うん
Swallow it down (what a jagged little pill)
飲み込んでみて(ギザギザの小さな薬みたいなものよ)
It feels so good (swimming in your stomach)
すごく気持ちいいわよ(お腹の中で泳いでるでしょ)
Wait until the dust settles
状況が落ち着くまで待つの
You live you learn, you love you learn
生きて学び、愛して学び
You cry you learn, you lose you learn
泣いて学び、失って学び
You bleed you learn, you scream you learn
怪我して学び、叫んで学ぶのよ
最後は唯一の男性アーティスト。
ギタリストとしての評価が高いシンガーソングライター、ジョン・メイヤーの2007年にリリースしたシングル曲。
2009年にはグラミー賞を受賞し、映画『最高の人生の見つけ方』の主題歌にもなっています。
John Mayer - Say
「1人で戦う必要はない。勇気を出して君の気持ちを言葉にしてみて」という歌です。
一歩踏み出すのを優しく後押ししてくれるような曲です。
Walking like a one man army
ひとりぼっちの戦士みたいに歩いて
Fighting with the shadows in your head
頭の中の影と戦いながら
Living out the same old moment
うんざりするような日々をずっと生きてる
Knowing you’d be better off instead,
本当はそんなのやめたいって思ってるのに
If you could only
でも言うことができたら
Say what you need to say
言いたいことを言うんだ
Say what you need to say
自分の気持ちを言葉にするんだよ
Even if your hands are shaking
手が震えたとしても
And your faith is broken
信念が崩れそうになったとしても
Even as the eyes are closing
目を閉じそうになったとしても
Do it with a heart wide open
胸を張って言ってやるんだ
Say what you need to say
言いたいことを
Say what you need to say
自分の気持ちを
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んだあなたが音楽の力を借りて少しでも元気になってくれていればいいなと思います。
コミュ障のための美容院作ってくれ
美容院に行ってきました。
美容院といえばコミュ障の私には気が重い場所です。
かと言って硬・太・多の三拍子そろった私の髪でも上手に扱ってくれるのはおしゃれな美容院しかないので、行くしかないんですな。
ちなみに毎回違うところに行きます。
美容師さんと仲良くなれないコミュ障に行きつけはありません。
普段は雑誌かスマホに集中することで「私はおしゃべりしないタイプの客です」と一生懸命アピールします。
しかし今日行ったところは手が出せない袖なしのケープで逃げ道を封じるというコミュ障殺しの美容院でした。
クッッッッ
しかたなく鏡を凝視しているとやっぱり世間話をふられ、こんな会話をしました。
美「あそこにいきなりステーキできたんですよ」
私「へぇ〜、そうなんですかぁ」
美「ステーキって食べます?」
私「うーん、たまに無性に食べたくなりますね」
美「あぁ〜、ははは(苦笑い)」
私「(ニヤニヤ)」
美「……………………………………」
私「……………………………………スンッ(気まずいので鼻をすする)」
もぉ〜なんかさぁ、誰も望んでない会話やめよ?って思うの。
しかも周りのお客さんは友達と話すみたいに会話楽しんでて「あぁぁ会話の下手な私を担当したばっかりに気まずい思いさせてごめんなさい」っていたたまれなくなるわけ。
で、ステーキの話をしながら思ったんです。
なんでコミュ障専門の美容院ってないの?って。
美容院での会話が苦手な人ってたくさんいると思うんだけど。
需要ありまくりじゃないのかしら。
なんかホットペッパービューティーでは予約するときに接客スタイルを選べて「なるべく静かに過ごしたい」っていう選択肢があるらしいけど…
そういうことじゃねんだなぁ。
コミュ力高いイケてる人たちしかいない空間にいること自体に気後れを感じてるわけで、その中で「私は話しませんよ」って堂々としてられるならその人はコミュ障ではない。
「自分だけが上手くコミュニケーションできていない」っていう状況にオドオドしちゃうからこそコミュ障なんです。
わかりますよね、コミュ障の皆さん。
なので「コミュ障の、コミュ障による、コミュ障のための美容院」ができてほしい。
周りもみんなコミュ障なら安心してコミュ障でいられるってもんよ。
美容師もコミュ障、客もコミュ障、会話は髪型に関することだけ、技術は確か、みたいな美容院があったら遠くても絶対行くんだけどなぁ。
逆に美容師でも会話下手な人っているはずだからそういう美容師さんがストレスなく仕事できる場にもなると思うの。
どうでしょう。
コミュ障の美容師さんいたらぜひ検討してみてください。
おねがい。
【等身大】Julia Michaelsがエモい【ラブソング】
Julia Michaels(ジュリア・マイケルズ)というアーティストがエモいので紹介します。
彼女はここ数年、ジャスティン・ビーバーやセレーナ・ゴメス、エド・シーランといった2010年代を象徴するビッグネームに楽曲を提供し、ヒットを飛ばしまくっているソングライターです。
ジャスティン・ビーバーの"Sorry"を書いた人ですね。
そんな彼女がここ最近自分でも歌い出していてその歌声がなんともエモい。
霞みがかったようなハスキー声を絞り出すような歌い方が最高にエモい。
どうして今まで裏方にいたのか不思議なくらいセクシーなスモーキーボイス。
そして彼女の書く歌詞がまたエモい。
恋愛を歌った曲が多いんだけれど、なんか「それなりにいろんなことを経験してきたけどまだまだ不安定な20代女子」の等身大といった感じで同世代の女子には刺さりまくると思う。
さらに曲がこれまたエモい。
耳に残る音を作るのが本当に上手いし、歌詞の世界観を的確に音で表してるって感じ。
「この歌詞を音楽に変換したらこう」みたいな。
エモい声でエモい歌詞をエモい曲に乗せて歌ったらそれは当然とんでもなくエモいものが出来上がるんです。
2014年から少しずつシンガーとしての活動を始めていて、2017年にリリースした"Issues"が米ビルボードチャート11位のヒット。
この歌は恋人に対して「私もあなたもめんどくさいところ(Issues)がたくさんある。そんなところもお互いに受け入れて解決していけるでしょ私たち」っていう歌です。
エモさ割増しのライブ版を貼っておきます。
You do shit on purpose
あなたはわざとクソみたいなことをして
You get mad and you break things
ブチギレて物事をぶち壊しては
Feel bad try to fix things
我に返って修復しようとする
っていう歌詞の後で
But you're perfect
それでもあなたは完璧
ってすごく愛しそうに言うところがもぉぉぉエモい。
この曲以降ポップシーンの有名アーティストたちと次々コラボしていて、そちらももうことごとくエモい。
やはりラブソングに定評のある彼女なので、男性アーティストとのコラボだと特に光るなぁと感じます。
こちらは日本でも大人気のイケメンシンガー、ショーン・メンデスとのフィーチャリング曲"Like to Be You"。
語りかけ合うようなスタイルの曲で、すれ違いでお互いの考えていることがわからなくなった男女が「ごめんね、あなたでいるってどんな感じかわからない。でもあなたの気持ちをわかりたいの。」と歌ってます。
ジュリアのパート
Can I kiss you or not?
キスしてもいい?それともダメ?
'Cause I'm not really sure I know what you want
あなたが求めてるものを理解できてるかわからないの
Are you still mad at me? I'm hoping not
まだ怒ってる?そうじゃないといいけど
'Cause maybe we could go to the movies
映画でも見に行けばいいかも
I know that always cheers us up, hey
いつだって私たちそれで仲直りできたでしょ?
エメぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。(エモい)
なんていうか、あの見た目でこの健気な歌詞っていうギャップがたまらなくないですか。
惚れちゃうよね。
今年の1月にリリースしたEP"Inner Monologue"もなかなかエモさ溢れてますので、20代女子は全員聴いてください。
30代男子でも70代女子でも心が20代女子なら聴いてください。
彼女のこれからの活躍が楽しみ。
1人ディズニーで乗ってはいけないアトラクション1選
最近では珍しくなくなってきた「おひとりさま」文化。
1人カラオケ、1人焼肉など周りの目を気にせずに楽しむ人が増えている。
そんな中でも未だかなりの高難易度と思われるのが1人ディズニーである。
テーマパークとは本来誰かと一緒に行く場所である。
私もずっとそう思っていたし、思春期並みに自意識過剰な私が1人でディズニーに行くことなんかないと思っていた。
それなのにやってしまったのである。
理由は「むしゃくしゃしてやった」としか言えない。
※予定の合う人がいなかっただけです。(友達が少ない)
近郊に住んでいるわけでもないのではるばる夜行バスでの敢行である。
一睡もできないままディズニーランドに到着しバスを降りた。
スピーカーを通して聞こえる陽気な音楽がテーマパーク感を煽り急にワクワクしてくる。
ぼっちで来ていることを忘れそうになったところで見えてきたのが開園待ちの列だった。
うわぁ…あの中に1人で並ぶんだ…
さっそくぼっちに対するディズニーからの洗礼といったところだろうか。
ここまで来て引き返すわけにもいかないので、意を決して並ぶことにした。
後ろにもどんどん人が並んで行く。
周りを見る限り私以外に1人で並んでいる人はいない。
しかしマップやスマホを見たり会話している人が大半で特に白い目で見られるというようなことはなかったように思う。
意外と平気だった。
そうこうしているうちにゲートが開き人の流れに押されながら園内に入った。
入園してしまえばこっちのもんである。
みんな自分が楽しむことに夢中で周りの人が何人で来てるかなんて気にしないだろうと踏んでいたからだ。
そしてそれはその通りだった。
誰も私のこと見てない!ヒャッホウ!
人の目さえ気にならなければ1人ディズニーはメリットしかない。
スターツアーズに5回乗るなど同行者がいる時にはできない暴挙もはたし、暗くなる頃には完全に1人ディズニー推進派になっていた。
しかしディズニーランドには、 ぼっち来園者が乗ってはいけないヤベェアトラクションがあったのだ。
プーさんのハニーハントである。(震え声)
一度も乗ったことがなく内容を知らなかった私は不幸にもふらりと乗ってしまったのだ。
前後2列に分かれた席の配列で私は前列に案内され、後ろに乗ったのはカップルらしきパリピ風の男女。
若干きまりの悪い配列ではあったが、始まってしまえば夢中になるだろうからと気にしないことにした。
ライドが動き出し前半は順調に進んでいった。
予測不能な動きが楽しい。
そして終盤、ライドが縦横無尽に動きながら色々な仕掛けの中を通るシーンでそれは起こった。
仕掛けの1つである鏡の前でライドが数秒間止まったのである。
鏡の中にはパリピカップルの前に立ち(座り?)はだかり何とも言えない表情ではにかむ自分がいた。
しかも着ていた白Tシャツがブラックライトを浴びて妖しく光り目立ちまくっている。
誰がどう見てもカップルの楽しい時間に水をさすだけの存在でしかない。
気まずい。気まずすぎる。
あまりの気まずさに動揺しまくっていたので、その後のことはよく覚えていない。
こうして私は放心状態のままディズニーランドを後にした。
「せめて後列だったら…」と考えたが、それはそれで背後霊みたいで嫌かもしれない。
とにかく私はもう1人では乗らない。
メンタル鍛えたい方はぜひどうぞ。
卒業式の「呼びかけ」は本当に悪しき風習
いつもこの季節になると思い出すことがあります。
それは卒業式での「別れの言葉」。
卒業生が(先生が用意した)学校での思い出や感謝にまつわるセリフを
大きな声で言わされる”あれ”です。
特に小学校では多いですよね。
私が通っていた小学校では「呼びかけ」と呼ばれていて、
卒業式だけでなくことあるごとにこれをやっていました。
最近では「軍隊っぽい」とか「しらじらしい」という理由で
この文化に違和感を感じている人も少なくないと思います。
まともな人がたくさんいて少し安心します。まったく同感です。
私は小学生の頃から呼びかけが大大大嫌いでした。
ただ、その頃は文化がどうこうというより
単純に「大きい声が出せないから」という理由で。
というのも私は元々声が通らないタイプで大きい声を出すのが苦手なんです。
本当に、マジで、こめかみの血管切れるレベルで頑張っても、
通る声の人がちょっと声を張った時の音量にかなわないくらい。
それでも本番の一回だけならいいんです。
声が小さかろうが言いさえすれば済むから。
だけど、呼びかけって本番までに練習をしますよね。
そして大抵先生に「もっと大きな声で!」とか言われながら何度も何度もやり直す。
これが本当に憂鬱でたまりませんでした。
今でも忘れられないのが小学校の卒業式での呼びかけ練習。
ご丁寧なことに全員に一言ずつセリフが用意されていて、
その日は体育館での何度目かの練習でした。
目指すレベルに達していないと判断した先生がこんな練習方法を提案しました。
それは「先生が体育館の一番遠いところに立って、一人ずつきちんと聞こえるかどうか判定をする」というもの。
さらに「全員がOKをもらえるまで何周でもやる」と。
私は悪目立ちしたくない一心で、できる限りの大声で叫びました。
それでも中々もらえない「◯」サイン。
緊張していたせいで余計に喉が閉まっていたのかもしれません。
そうこうする内に段々と「×」サインをもらう子が減っていき、
嫌でも「みんなの足を引っ張っている」ということを意識させられます。
結局私は何周したかわからなくなってきた頃にやっと
先生の「うーん…」という表情と共にとても曖昧な「◯」をもらいました。
「大きな声」はそんな気持ちになってまで出せるようにならなければいけないのでしょうか。
小さな声しか出せない子はみんなと一緒にセリフを言うだけではダメなのでしょうか。
大人になった今では「声が通らない」ということが
他人に責められることでも、改善しなければいけないことでもないと思えるようになったけれど、
当時は大きい声が出せない自分が悪いと思っていたし、そんな自分が嫌でした。
今でもこんな指導をしている学校があるのかはわからないけれど、
もしも学校の先生でこの記事を見てくださっている方がいたら、
どんなに頑張っても速く走れない子がいるのと同じでどんなに頑張っても大きな声が出せない子もいるということを知ってください。
おめでたい門出なのだからいい気分で卒業させてあげてください。
小さな声にコンプレックスを持つ小学生がいなくなるといいなと思います。
声なんて目の前の人に届けば十分なんだから。